その年は5月のゴールデンウィーク明けから、すごく暑くて、6月なのに真夏じゃね?というぐらい猛暑の年でした。私、土日休みなのですが、その日は土曜日、お休みの日です。
生理前になると2週間ぐらい前から
(あ、生理が始まるな)
と、自覚できるほどに月経前症状が酷くて、そろそろ生理来るなあと、思っていた矢先でした。朝起きたらお腹が痛くてベットから起きれませんでした。
でも、まだ血は出てないし。
でも痛いな。。。
しばらくしたら始まるかなーと思いながら猛暑でクーラー入れないと暑いぐらいなのに
あまりの痛さに下腹部を温めようと「ゆたぽん」をレンジでチンして下腹部に当てて過ごしてました。
知ってます?便利ですよ。「ゆたぽん」
レンジで3分ぐらいあっためて使う湯たんぽです。でも、水は使いません。中にゲルが入っていてレンジであっためて使う。エコな湯たんぽなんです。
いつもなら、温めることで痛みが和ぐ。
実際はじまったら鎮痛剤を飲む。
そして、我慢できる程度の痛みに耐えながら、生理が終わるのを待つ。
長年付き合ってきたやり過ごし方を繰り返すだけだと思ってましたが、その日は違いました。温めても痛みは引かない。むしろ時間の経過と共に痛みが増す。
(あ、なんかこれは、やばい)
と、思って慌てて鎮痛剤を飲み、経過観察したものの痛みは引かない。
脂汗が出るほど痛い。
もしかして生理じゃなくて、なんかの病気か?
あれ?救急車呼んじゃう?と不安になるほどの痛み。
(うわーどうしよう)
あれこれよくないことが頭をよぎっていたら
取り越し苦労だよ!言わんばかりの生理になりました。。。
なんだーと思っていたのは、少しだけ。
鎮痛剤と温めれば緩和していた痛みが引かない。
朝から痛みでバタ狂い、それでも鎮痛剤の力を信じて効果が出るのを待ってみたものの、ただただ痛いだけ。薬を飲んで2・3時後に意を決して、今までの鎮痛剤より強い薬を買いにいこうと痛みに耐えながら薬局へ。ちなみにその時購入したのは、ロキソニンの一番高いやつです。
それでも痛くて、痛くて。。。
(おかしいな。これはやばい)
病院に行こうと決意を固めた時にはもう夜でした。
行けないやん!と自分で突っ込みつつ、タイミングって大事だなーと反省しつつ、ベットで一日、何も食べる気にもなれず、ただ寝て過ごす1日でした。
そして翌日。
相変わらずの腹痛が襲いました。
ただ、前日より引いたのか、痛みに慣れたのか、とにかく、動く気力があるうちにと、
日曜日に営業している産婦人科があるはずと探したところ、東京都ってすごいな。たくさんヒット。そこから移動距離が少ないと思われるところを選んで病院に行った結果、子宮筋腫との診断を受けました。
しかも、「でかいですね。とっちゃったほうがいいですよ。」って
そんな・・・!!!
そこまで気づかなかったの?と聞かれたら、答えは「NO!」です。
知ってました。
そう、営業から内勤になってストレス抱えて体調不良に見舞われている頃から
生理が酷くなりまして、毎年の定期健康診断では「子宮筋腫がありますね」と指摘されてましたから。
でも、自覚症状がないから経過観察だね。と、言われてましたので
本当に子宮に「おでき」ができてるらしい。。。ぐらいの認識程度で。
ええ。知ってました。存在は。
ただ、直そうとも思ってませんでした。
いや、そこまで自分を大切にできるほど心の余裕もなかったんです。
だから、放置でした。
(そのつけが、ここできたのだなー)
診断結果を聞いた時に思いました。
でも、とにかく今の痛みをどうにか抑えて欲しいと思いつつ、
その日は薬を処方され、他の病気がないか血液検査と触診検査を受け、
大きさは60mm-80mm以上あると思われるが、
正確な個数とお腹のどこらへんにできているのかわからないので
精密検査を受けてくださいとのこと。
そして、「切るか、そのままにするかさっさと判断してください。」と
女医さんにビシッと言われて、その日はとぼとぼ帰りました。
そこからです。
「子宮筋腫」の手術って何よ?と症状について調べ始めました。
ちなみに女性なら誰でも良性のできものです。
ニキビみたいなものです。それがなぜか何かのきっかけで大きく膨らむことがあります。それが筋腫です。基本的には良性のコブですから、取らなくても大丈夫。
でも、こぶし大ぐらいまで大きくなって日常生活に支障をきたすことがあるので、切除のオススメがあるのです。ここお忘れなく。